サプリメントの選び方

どれくらいDHAとEPAを摂取すれば良いのか？

DHAとEPAの１日当り摂取目安量は、特に決められていません。
しかし現代の食生活では、コレステロール値を上昇させる飽和脂肪酸（牛や豚の脂）は過剰摂取気味ですが、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸（魚の脂）については不足傾向にありますので、意識的にしっかり摂るように心がけましょう。

何からDHAとEPAを摂取するのか？

トップページでも説明していますが、マグロや青魚に多く含まれていますので、これらをしっかりと食べる事で摂取が可能です。
但し、妊婦さんが魚からDHAを摂取する時には、注意が必要です。
それは、一部の大型魚には水銀が蓄積されている為、たくさん食べる事は避けるように推量されている事です。詳しくは、こちらにまとめておきましたのでご参照下さい。

魚が嫌いな方や水銀問題が気になる方は、サプリメントでDHAやEPAを摂る事が現実的ですので、下記ではサプリメントの選び方を紹介しておきます。

サプリメントの選び方

最近では、DHAが持つ多くの効能が注目され、様々なメーカーからサプリメントが発売されている為に、いろいろと選べる半面、どのサプリメントが良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでここの章では、サプリメントを選ばれる際に、これだけは満たしておきたい条件を以下に解説します。　　　　　 　　　　　　

DHAとEPAが同時に摂取できること。

大変良く似た栄養素ですので、同時に摂取する事で、相互的に有効に働くことが期待出来ます。
また、魚の中にはDHAとEPAが入っているので、より自然に近い形で摂取すること出来ます。

酸化防止対策をしている事。

DHAとEPAは大変酸化しやすいため、時間が経つと効力が落ちてしまいます。
ビタミンEはこの酸化を防ぐ効果があるため、一定時間を越えても栄養が衰えることなく保存することが期待出来ます。

酸化防止対策の重要性

最近の報告で、DHAとEPAが酸化すると、効力が落ちるだけでなく、逆に健康に悪影響を及ぼす恐れのある「活性酸素」が生成されやすくなるといわれています。
この為、DHA・EPA配合のサプリメントは、酸化防止対策をしっかりしているかが、特に重要なポイントとなります。

新鮮な魚を原料とし、重金属は含まれていないこと。

これは、妊婦さんには特に気をつけていただきたい点です。
妊娠中に重金属の摂取は、生まれてくる赤ちゃんが水銀中毒などを引き起こす原因となりかねないため、注意が必要です。

推奨のDHA・EPAサプリメント。

上記でご説明していることをまとめ、下記の選定条件を満たしたサプリメントを選びましたのでご紹介します。

• DHAとEPAが含有されていること。
• 酸化防止対策がされていること。
• 重金属が含まれていないこと。
• 新鮮な魚を原料とし、精製されたもの。